自分で考えろ!これは無理です。
なんでも同じですが、出来ないことを出来るようにするには体験することが必要です。
体験とは自分でやることを意味し、それこそが自分で考えることですね。
サッカーなら「プレスに行け!」と他人から言われるけどそれによって相手に交わされると「自分で考えろよ!」と言われちゃったりします。
申し訳ないがこれ大変頭が悪い。
他人から行けと言われたから行ったわけで、それは効率化を図る行動です。脳は省エネモードですね。なのに自分で考えろ?頭が悪いです。
行くのか行かないのか、これを自分でやっているのであれば今行っても間に合わないから行かないという行動の中で次のことを考えるでしょう。しかし、行け!となれば行けばやられる、と思いながら行くことになりますから、そうなればですよね?となります。さらに「何やってるだ!」と怒られちゃうなら怒られたくないから何かをやるかもしれません。こんな子が上手くなるわけありませんので諦めてください。
世の中もっとレベルが高いです。
これを理解できるなら、時間の無駄だからサッカーをやらなくて良くない?という判断も生まれてきます。
なぜか、続けることで結果が得られるという不思議な信仰に囚われます。そんなわけありません。このようなレベルのサッカーなら違うことをやった方が良いです。
どのような脳を持っているのか?どのような身体的な能力を持っているか?これによって決まります。
だからトレーニングが必要です。何をトレーニングするのかというと元々ある差を埋めるためのトレーニングです。何かを得るものではなく足りないものを補うトレーニングです。
スタート地点が違うことを理解してトレーニングに時間を使えるのであれば未来では闘えると思います。この差を埋めないならどんなに努力したって埋まらないです。
何か他人に依存して習おう、ではなく近くにいる大人が自分で考えることで子供のスタートラインの差が埋まります。