本気の遊びを手に入れろ!

育成は例えば学資保険のようなもの?

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私には3人の娘達がいます。なぜか3人ともサッカーを始めてしまい皆んな県トレセンや県地区トレセンに選ばれました。

指導者の娘だから特別なトレーニングをしていると思われがちですが、そんなことはありません。他の子と一緒にここで同じトレーニングをしているだけで個別で見ることはほとんどありません。たまーに見てあげることはありますが、ティエラのチームの子達も見てあげているので同じです。

それではなぜ3人ともトレセンに選ばれたのか?その秘密は彼女達の過去にあります。私の子供達は小学校に上がる前からよく公園で遊んでいました。週末は大きな遊具のある公園を探してよく連れて行っていました。公園にある遊具は運動能力を養う上でとても優れた設計となっています。ただ遊んでいるだけで神経が刺激され運動能力が上がっていきます。

その他、川で遊んだり、BBQをしたり、山に登って展望台から景色を眺めたり、牧場に行って動物に触れ合ったり、いろいろな体験機会を作っていました。

これが投資です。この投資のバックがトレセンという形であらわれました。

今行う努力は言ってみれば誰でも出来ます。やるか、やらないか、の違いです。しかし今使える時間は最大で1日24時間です。でも、投資は過去に行ったものなので単純に利益だけをもらい続けることができます。その利益を加算すると実質1日24時間以上の成果を得ることが可能になります。

この投資が多ければ多いほど利益も大きくなります。今の努力より得られる利益の方が大きくなることもあると思います。そして、この投資ができるのはおそらく小学生がラストチャンスです。中学生では忙しすぎてそんな時間は作れないと思います。

例えばこんなことは当たり前の現象としてあります。

ヘディングのトレーニングをあまりしてなくてもクロスをヘディングしてゴールを取ることが出来ます。なぜならバレーボールで遊び「落下地点に入ること」「トスで自然と膝を使えるようになっていたこと」などが自然に身についていたからです。これが投資の利益ですね。

もともと運動能力が高い子がサッカーをすると活躍できます。これはその子が生まれる前、生まれてから2歳くらいまでに行われた投資の利益と言えるかもしれません。ご両親が運動能力が高ければ子供も運動能力が高くなる確率が上がります。同じく身長が高ければ子供も高くなることが予想されます。これが投資になります。

そしてこの投資はある時期が来ると絶えず利益として還元され続けます。だから投資の利益なく今だけ頑張ってもこういう状態の子には勝てなくなります。子供達が夢を叶えるために努力している時間を将来に生かしてあげるためには未来の今に対する投資も必要です。

この投資の部分を積極的に取り入れることが出来る大人はあまりいないと思います。どうしても「そんなことをしても意味がない!」と今だけを見てテクニックを教えてもらうことに夢中になってしまうと思います。今だけを見ると確かにそうですね。

でも、先程も書いたように例えば、Jリーガーの子供はJ下部によくいてとても上手いです。これが現実です。生まれた時から利益を得られるような子供達と夢を競うためには今を追いかけるだけでなく投資も必要です。

この辺は上手く伝わりませんが、育成の投資当たる部分として馴染み深いものは学資保険ですね。サッカーから切り離して冷静になれば消費だけでなく貯金や保険、投資が必要なことは誰でも気づくことができると思います。

この「遊んでいるだけ?」と思える火曜日の活動が投資に当たる部分であって夢を勝ち取るために必要となる利益です!火曜日の活動は来てもらうことで強制的に投資されてしまうシステムになっています。ストリートサッカーも同じ効果が期待できます。少なからず、私の娘達は3人とも利益を得ています。

今この時間に投資することができるでしょうか?未来は変わります!

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