本気の遊びを手に入れろ!

再現性のある現象

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ティエラではよく鬼ごっこをやっています。やってもらっている、というよりはみんな鬼ごっこがとにかく好きですね。

鬼ごっこにはいろいろな種類があります。氷鬼なら?増え鬼なら?とオーガナイズが変わっていきます。これらは、ルール、方法の理解という面でもとても有効です。

何をどうやってやるのか?鬼ごっこは、理解力、読解力に通ずる基本的な能力を身につけるためにも有効だと思います。ポジティブに取り組んでいますから!火曜日の活動ではこのような体験機会がたくさんあります。人に教えてもらうのではなく、自分自身の力で身につけることが十分にできます。それだけ小学生には時間があります。

面白いことに鬼ごっこを続けているとみんな同じような体の使い方、動き方で鬼をかわすことになっていきます。切り返すシーンでも鬼の手が触れる距離に入ったらアウトです。

「鬼に触れられないように」とこだわれば自ずと体の使い方、足の着き方は決まってきます。相手が人である以上同じはずです。

これを身につけることが出来れば、サッカーでも同じことができるようになります。これはすごく当たり前で、手が足に変わり、体がボールに変わるだけです。イニエスタ選手やシャビさんのようなボールの持ち方、ブラジルのロナウドさんのような突破になっていきます。

鬼ごっこでどうすればタッチされないのか?は、体に染み付いているので自分を狙う相手が出現すれば体は自然に反応することになります。

皆同じようなプレーになるのであれば、ここには「再現性」があるということになります。だから、ここを切り取って教えることも出来なくはないです。でも、自分が鬼にタッチされないように工夫して気付き身につけたものと、そのような経験がない中でこうやるんだよ、と教えられたものは全く別のものになります。

似てますが違います。コピーでは意味がないのです。

ピカソの絵には価値がありますが、それを撮影した画像には価値がありませんよね?ピカソが生み出したものなのか?カメラが生み出したものなのか?という話ですね。誰が?というものがあれば写真も売れます。それが写真家の方です。

だから、同じように見えるその再現性のあるプレーもその子自身が生み出す必要があります。ここに効率を求めてしまえば、、、結果は想像できますよね?成功に近道はありません。とにかく繰り返すだけです。そのうち偶然何かを見つけます。その時が報われる時です。継続は力なり!

将来、勝負するためにはできるだけ多くの体験を積んでおく必要があります。この時間を端折ったらいけません。

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