ゴールを観てますか?
ボールが入る時、入る前にゴールを観ることが出来ていれば、前を向いたり、フリックして抜けていったり、その時のスペース、相手の状況で突破することができると思います。
しかし、ゴールを観ていなければ?
強引に前を向きチャレンジする子が目立ちます。相手より運動能力、身体能力で勝れば突破できますが、劣っていれば奪われるでしょう。
「ゴールを観る」これがジュニア世代で絶対に身につけなければならない技術だと思います。視覚的なインプットにより頭で処理して行動をしていきます。プレーは頭で考えるのではなく反応するのです。
アオアシやブルーロックなどのアニメでも主人公が持っているのは「イーグルアイ」ですね。なぜ主人公の能力が視野なのか?これが答えだと思います。
子供達は小学校まで歩いて通っていると思います。その時何をしているのか?何もしていませんね。ただ観ているだけです。周りを観るだけで自然と判断をして安全に登校しています。
ジュニア世代でボールを見てトレーニングするようなことをしてしまえば、、、いろいろと無理ですよね。目を瞑って小学校まで安全にたどり着けるでしょうか?視野を奪うということはそういうことです。ボールを触るのではなくボールを触らないことがサッカーが上手くなるための近道です。
それが出来たら、ボールを触れるようになれば良いのに現象だけ見てしまうとボールを上手く触れればOKのように見えてしまうと思います。
原因はそこではないです。視野です。
視野が確保できないのであれば?ボールを守れば良いわけです。視覚的な情報ではなく、代わりに触覚的な情報、聴覚的な情報を得れば良いです。それでいけるとわかれば前を向くことができます。わからなければ、視覚的に情報を得にいけば前を向く機会を得ることができます。
ポストプレーも状況判断による結果の一つです。高い位置をキープする、という思考的な結果ではなく、ゴールを観ていないから、ゴールを観るために、という感覚的なプレーとも言えます。