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サッカー選手になるための環境とは?

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サッカー選手というよりサッカーとはどのような特徴があるのか?それはスポーツ全般に言えることかもしれませんが、ここを理解することがとても重要になると思います。

結論から言うとサッカーは「チャレンジ」が必須となるスポーツです。

チャレンジしなければサッカーが上手くなることはありません。チャレンジするために何が必要となるかというと他人が監視することをやめることです。監視をすると人はチャレンジを辞めます。

人に見られていれば「こうやってみよう」という選択肢がなくなりその人の顔色を伺いながら何かをすることになります。この選択肢がある状態をキープできるのであれば人はチャレンジできるということですね。

1番はストリートサッカーだと思います。誰にも干渉されることなくサッカーをすることができます。サッカーをやっていれば自然といろいろなチャレンジが生まれ選択肢を広げられます。選択肢がある中で人はバランスの良い答えを自然と選択します。そもそも、用意されている選択肢が偏っているのであれば得られる答えもずれてきます。

ズレていても別に良いとは思いますが本人が苦労すると思います。選択肢は多くあるべきです。だから、サッカーだけやっていたら人として偏ってしまう恐れがあります。

一般社会の中では「チャレンジ」よりも「リスクマネジメント」の方が重視されていると思います。多くの方が小学生から塾に行かせていますよね?これもリスクマネジメントであってサッカーとは真逆の発想です。

サッカーではとにかく「チャレンジ」を求めます。ゴールを目指すこと、ボールを奪うこと、これらは勝敗においてはリスクです。指導者はそれを承知の上で、ゴールを目指すこと、ボールを奪うこと、を求めていきます。これはチャレンジに偏った選択肢、体験を増やしているわけですね!だから、ヨーロッパではサッカーを続けた子がプロを諦めた時に起業をすることになるのだと思います。サッカーはチャレンジであってその体験が起業に生かされているということです。

チャレンジを求めていくとやがて子供達はリスクマネジメントを始めます。チャレンジという体験を繰り返すことで学習しリスク回避を始めるわけですが、この感覚がいかに一般とずれているかが重要です。

リスクと感じることが何なのか?という部分です。だから、小学生時代に運動能力が高い子が有利になります。チャレンジがリスクになりませんので、選択はよりチャレンジに偏りますよね。

発育発達段階である以上、将来どのように成長するのは分かりません。将来に備えるためにはチャレンジを経験させる必要があります。しかし、チャレンジしても通用しなければリスクマネジメントが始まります。そうなると一般の人となんら判断が変わりませんのでサッカーは上手くなりません。

サッカーで求めることはとてもシンプルです。一言で言えば「チャレンジ」です。方法もとてもシンプルです。

攻撃であればオンもオフも「ゴールを狙うこと」です。起こる現象はオフサイドとカウンターを受けることです。

守備は「ボールを奪うこと」です。起こる現象は相手にかわされてカオスになることです。

これらは、自然には起こりません。子供達もリスクマネジメントをしますから、何か工夫をしてしまいます。工夫をすればチャレンジの体験が足りなくなりますよね?だから、サッカー選手になれないということです。

小学生年代で勝敗を競うのはあまりにも馬鹿げています。勝っても負けてもプロサッカー選手にはなれません。それはチャレンジの体験が足りないからです。判断が平均的では勝てません。誰が勝つのか?それは運動能力に長けた子供達です。リスクマネジメントせずにチャレンジ出来てしまいますから。

本当にプロサッカー選手を目指したいのであれば起業出来るくらいの頭が必要です。もしくは人並外れた運動能力です。

サッカーでチャレンジを求められると、どこかでリスクマネジメントをします。このリスクマネジメントの方法とタイミング、アイデアに個性が現れます。この個性はサッカー以外の体験が影響してきます。

スキャモン曲線では0-6才までに80%程度、12才までにほぼ神経系の発達が終わる様子が描かれています。小学生時代の過ごし方がとても重要です。本当にそれでいいのか?と思いながら見てたりします。

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