本気の遊びを手に入れろ!

ストリートサッカーのアナロジー

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サッカーの入り口で必要なのはテクニックではなくストリートサッカーです。

ストリートサッカーでは世代間の交流があります。同じ年齢でまとめているわけではないので、中学生から幼稚園児までいます。それは過去と今と未来を見る機会、体験機会があるということです。

そしてそれはある種の「予習、復習」になります。これから自分が向かうであろう姿、そして過去の自分の姿、と比較する機会でもあります。

あの時の自分よりあの一年生の方が上手いじゃない!となれば自分より上手くなることが予想できます。このままで良いのか?となるかもしれません。また、あの人は上手いなーと思えば真似して追いつこうとすれば未来を変えることも出来ます。

逆に自分には才能がないな。と気付く機会でもあります。別にサッカーを辞めても人生において何の問題はありません。むしろ、「自分には向いていない」と判断できることは「自分」が理解できていて「自己分析」までできる素晴らしい成長です。人や外部からのプレッシャーで辞めようと誘導されるのは最悪です。自分の人生なので自分で幕を下ろせなければなりません。

サッカーは別に競技だけではありませんので、自由に仲間達と楽しめば良いと思います。そしてJリーグや.WEリーグ、日本代表戦などで競技での素晴らしいプレーを観て楽しんだら良いと思います。

今はティエラのグランドがないのでサッカーでこれを実現してあげることはできませんが、体育館の活動ではマルチスポーツという形でこの「ストリートサッカー」を実現できています。

基本的なことは全て同じです。サッカーではないというだけの違いです。

子供達は自由に次々といろいろな遊びを楽しみます。そこで使われる用具は指導者が用意しています。ここにはオーガナイズが隠れています。それで遊んでくれればここが伸びる!という狙いが隠れています。

子供達は、ただ遊んでいるだけですが成長して行きます。

これを理解するためには、少し投資を知っている必要があります。

多くの方は、「仕事にやりがいを求める」という言葉を聞いたことがあると思います。だから、サッカーの指導者がそれを仕事にして食べられないからやり手がいなくなる、という主張も生まれます。これは少し考え方が違うと思います。

食べるためにはお金が必要なんですが、お金は国や他人からもらう必要があります。ここには自分がどうしたい!ということはあまり関係ないんです。だって他人の話ですから。

多くのサッカーの育成の現場ではニーズに応えています。これは資金調達ですから当たり前です。よろしいですか?少し辛辣な言い方になりますが、指導者発信ではなく顧客のニーズに合わせたものです。多くの場合、ニーズを発しているのはサッカーをよく知っている指導者ではありません。さてさて、話を戻しましょう。

だから、資金の調達にはニーズに応える必要があります。その答え方には自分の感性が生かされます。資金があったら何をするのか?それは投資です。

投資といってもお金を増やす行為というわけではありません。自分がやりたいことにお金を使う、ということです。

だから、サッカーを教えたいのであれば、自己資金を投資して教えてあげれば良い、ということになります。だからティエラのチーム活動は無料です。子供達に環境を作ってあげたいのは私ですからお金は私が出します。投資です。そのためには資金が必要なので他で稼ぎます。

投資の中で何か需要が生まれることもあります。例えばコスプレイヤーのクオリティーが上がればギャラが発生してますよね?それです。

ストリートサッカーというは「投資」です。子供達は自由に遊び、自己を形成したり、コミュケーションや、ルールを学んだり、未来を作って行きます。

習い事は資金調達です。例えばチームのニーズに応えるために何かを身につける、という感じです。何のためにやっているのか?試合に出るため?親がマウントするため?自分がマウントするため?ここには常に他人が存在してます。

今の子供達は自由な時間がなく、投資を学ぶ機会、触れる機会が極端に少ないと思います。資金調達と投資を分けて考えることができれば、将来サラリーマンとして企業に勤めても人生は楽しめると思いますよ。

本当に今の段階で専門性の高いトレーニングが必要ですか?

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