片足にピンク、もう片方にはイエロー、のソックスを履いた集団はティエラの子供達です。
これはスポンサーのマドハンズさんよりご提供頂いたものです。
なぜ履いているのか?というと個を育てるためです。詳細は秘密です。
鍛えているのは、まず「足の着き方」です。足を正しく着くことでスピード、ドリブル、トラップ、パスなどのキック、アジリティーなど全ての要素がレベルアップします。一つ一つトレーニングすれば膨大な時間が掛かりそうですが、よく考えてください!人は地面に足を着いています。
足の着き方、足の上げ方、と言った方が良いかもしれませんが、これを改善してあげることはとても重要です。多くの子供達は地面を蹴るものと勘違いをしています。地面は蹴りません。
足の着き方と同時にアジリティーを高めていきます。これはサーキットトレーニングです。いろんな動作が入ったサーキットを走り回って遊んでもらいます。
もう一つ重要なのは「ケンケンパ」です。
これをやるだけでキックが上手くなります。何故か?という部分は特に説明しませんが結果として上手くなります。
後は対人ですね。ドライブとビートを繰り返しトレーニングしていきます。
ここで重要となるのは「ドライブ」という現象を反復トレーニングするのではなく「ドライブ」をするタイミング、状況、という原因を反復トレーニングすることです。ここを間違えると上手くなりません。
「現象ではなく原因」という言葉で表されますが、「解説者ではなく指導者」という言葉でも表すことができます。
目で見たことを語るのは誰でもできます。しかし、その目で見たことを分析して何故そのような現象になるのか特定して語れる人が指導者です。指導者はこれが出来ないと話になりません。
指導者は学び続ける、恥をかき続ける必要がありますね!