体験に対する勘違い

「体験」という言葉でどのようなことをイメージするでしょうか？「自分でやってみる」というようなことですね。

「サッカークラブに体験に行く」

私はこの一文に違和感がありますがいかがでしょう。

その場を体験しに行く、という意味になるかと思います。自分がその場を体験する、という感じです。

体験とは「誰の干渉も受けないこと」が前提になります。

サッカーを習いに行く、という時点で体験は不可能ですね。要するに、ストリートサッカーであれば体験できます。

誰かに教わることを体験する、というのは何だかヘンテコです。

誰がに教わるということは、教わったことだけが上手くなるということですので、それを教わり全体が良くなることはまずあり得ません。これは脳の仕組みです。

体験というのは、人に作用します。そのため人が育ちますので、いろいろな事が自然と上手くなります。

教えてもらうのは、法則であり、基準だけです。あとは自分で目的に応じて手段を決めて実行します。これを繰り返す事が体験です。

このような体験を積む事ができれば、サッカーは上手くなります。また、自分で起業することもできるでしょう。

何か手段にとらわれ、それのクオリティーを高めることはあまりにも時間が勿体無いです。

この活動では、バスケにしてもバレーボールにしてもルールが存在しません。だから子供達は自由な体験を繰り返しセンス(知覚)を獲得していきます。

ストリートサッカーと同じ原理ですね！