定規の目盛りが1mmではなく1.4mmだったら何か物を作ったときにサイズが合わないですよね?
複数の基準で別の基準が作られ、その最小単位は「1」基準とはそういうものです。1≠1.4です。時間も基準ですしルールも基準です。それで、サッカーにも基準があるのはご存知ですか?
基準を知らずに努力を続けてもズレています。
最小単位の基準1mmを合わすことが出来るのであればその4/10mmが0.4mmなので1.4mmは作ることが出来ます。しかし、1.4mmで1とした場合、基準1.4mmからでは2mmを作ることができません。2mmのつもりが2.8mmになってしまいます。
サッカーでは「オンザボール」の選手が基準にならなければなりません。理由は簡単です。ルール上ボールが一個しかないから、そこはズレません。
よくオフザボールの選手に「ボールを受けろよ!」「ポジションが悪い」という声が掛かりますが間違いです。原因はオンザボールの選手で、そもそも基準を共有して無い、というのが問題です。
こうなってしまうと何を言っても無駄なので「頑張れ!」と応援するしかありません。その場で言ってどうにかなる問題じゃ無いですね。
基準が無いので、攻撃は相手を抜くことで生まれるカオスを利用します。相手のレベルが高く抜けなければ何も出来ません。いつからサッカーはこんなスポーツになってしまったんだろう?
サッカーに存在する基準はそんなに多くありません。基準から生まれる原理原則、プレーがサッカーの複雑さです。
基準さえ身につけば、あとは色々なものを測って自分のものにしていけば良いだけなので特に教えることもありません。
基準を理解すればあとはサッカーをしてれば上手くなります。
世の中、よくわからないですね。一体何に熱を上げて何をしてるんだろう?結局、何も起こらないけどなー。と思いながら「頑張れ」というしか無いです。