何かを教えて貰えば、教えてもらっていない子より一時的に優位に見えたりします。これはあくまで一時的であって、この一時的な優位を手に入れるためには多くの成長機会が犠牲になります。
大人達は、目の前に拘りすぎです。
“子供は小さな大人ではない”
この言葉は本質をついていますね。要するに、子供には何も備わっていません。備わっていないのに外側だけ与えれば、中身は空っぽです。絶対に将来苦労します。
大人になったら子供の時に描いた夢に向かい、実行していくことになります。それが出来ません。なぜなら、それから中身を作らないといけないからに他なりません。人生をかけて。。。
大人の世界はノンストップです。時間などありません。
人生は楽しいですか?それとも苦しいですか?
この差が生まれます。
育成年代で勝負を焦っているのは、近くにいる大人が焦っているからでは無いでしょうか?子供のためを思って。
それが逆です。
もっと広く学ばなければ見ることができない領域があります。
今は産業革命が間違いなく起きています。作業の効率、質を高める、他人からの注文に応える仕事はおそらくAIがこなすものとなり消滅します。
人間が行う仕事は、アイデアを生かすものだけです。個性が光る人だけ、そのアイデアに対してお金が動いていきます。そして、その人も同じく個性に対して注文を出します。作業の質を高めた人に仕事は振りません。そこはAIです。
やるべきことは、誰かに何かを褒められることではありません。”個性”を認めさせることです。