サッカーが上手くなりたい!
サッカーをやっている子なら誰しもがそう思っていると思います。
では、その上手くなりたいと思っている「サッカー」とは何ですか?
この質問に答えることができなければ、サッカーが上手くなることはありません。なぜから、目的にを知らないからです。向かうべき方向が分かっていないので辿り着くことは出来ません。
サッカーが上手くなるためには、指導者に導かれる必要があると思います。今の環境では自分の力のみでそこに到達出来るほど、場所と時間がありません。そのため、時短をしなければなりません。
サッカーとは「4局面」です。これはバスケやホッケーなど、バレーボールのように相手陣内への侵入が許されない競技を除き同じです。
攻撃があり、ボールを失い、守備があり、ボールを奪う、このサイクルが4局面です。これ以上の話はありません。
では、この4局面に対してどのようなコンセプトを持つか、そしてそれらコンセプトはどのような哲学、フィロソフィーに基づいているのか、これを指導者から教えてもらう必要があります。
指導者は、この答えに到達していなければ選手を導くことができません。
テクニックや能力は全く関係ありません。それは見れば分かります。しかし、4局面も見れば分かる情報ですが、多くの人は見えていません。
見ているのは例えば、運動会で100m走をやって1番になった子に足が速いね!と言っているようなことです。分析しなくても誰でも分かることです。
ということは、ほとんどの子がサッカーが上手くない!ということになります。
ただ、能力が高い子が能力の低い子に勝っているだけでは?という仮説が生まれます。日本代表では10代でA代表の試合に出て活躍するような選手はいません。海外ではいます。もちろん、身体能力のピークのタイミングはありますが、日本人でも20才の時にピークを迎えると言われています。
経験不足、と言われたりします。
何の経験が足りないのか?それは4局面の意識でしょうね。それまでは運動能力で優っていたので、初めてそれだけでは通用しないことに直面します。この挫折でサッカーの本質に取り組み始めますが、遅すぎます。
サッカーの4局面を体験しておくことがとても重要です。それは、社会人においても役立つポイントがいくつもあるからです。
ただし、運動能力で優ってい留美子時には気に求めることが出来ません。なぜなら目の前で勝っているからです。しかし、それは虚像です。
なぜサッカーが上手くならないのか?そしてどうすれば上手くなるのか?それは明確です。ただし、それが見えない、またその重要性に気が付かない、ここが課題です。
もっと、テクニックを!もっとスピードを!この呪縛を解き、本質的な課題を乗り越えることが出来ればサッカーは上手くなります。