運動にとって重要なものは”重心”です。
この重心は前後左右、上下で捉えなければなりません。サッカーがあまり上達しない子は、重心が取れていない子が多いと思います。
前後左右は重心の高さは同じです。しかし、上下が加わるとかなり複雑になります。
何となく上手い子達は、前後左右の重心は取れています。しかし、上下が取れている子は少ないと思います。私は数人しか見たことがありません。
動作については”難波歩き”というものが参考になります。肋骨と骨盤が上下して地面からの力をうまく使います。
重心を取るためには骨盤の安定、コントロール、そして上半身、肋骨、腕から肩甲骨、といった部分の連動が不可欠です。あとは頭と首です。体の部位で最も地面から離れているのが頭で重量があります。最もエレルギーを生みやすいのが頭です。移動には頭の重さを利用します。
“姿勢が大事”
となるわけです。ティエラでは、ケンケンパ、缶ポックリ、ホッピング、などを活用してこのバランス、姿勢を獲得してもらいます。自宅では、お尻歩き、ゴリラ歩き、下駄を履くこと、などをお勧めしています。
やれば誰でも運動能力は向上します。
そして、能力が上がればドリブルだって勝手に上手くなっています。更に同じトレーニング量でも上手くなるスピードも上がります。
こんないいこと尽くめですが課題があります。
それは”ニーズ”というものです。ドリブルが上手くなりたい!というニーズには直接的に応えることはできません。しかし、間接的には確実に応えることができます。
この評価ができる方!ぜひ私の前に子供を連れてきてください。やればめちゃくちゃ上手くなります。