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少し前のファーストタッチ?

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何年か前に”ファーストタッチ”という言葉が重要視されていた時期がありました。5、6年前でしょうか。

ファーストタッチとは、ボールを受けて前にコントロールすることです。そのあとはコントロールオリエンタードという言葉に置き換わったように思います。

ビルドアップなど、数的優位な状況では不可欠となるプレーです。これを数的同数で行うことができればバイタルエリアへの侵入が出来ます。今回はそのような状況を想定したトレーニングです。

ビルドアップは数的優位な状況なので意識していれば簡単に前に出ることが出来ると思います。しかし数的同数であれば簡単ではなくなります。理由は簡単で相手がいる、もしくは距離が近いからです。

中盤でのファーストタッチは相手との距離が重要です。もう一つは相手の守備陣系です。相手の守備が縦関係なのか、横関係なのか、それによって変わってきます。

横関係なら、間の広いところを狙います。縦関係なら横に並び間もしくは背後に通します。ファーストタッチが生きるのは横関係です。縦関係ならフリーですね。縦関係を突破するのはオンザボールとオフザボールの質です。これは2ラインの突破です。

“バイタルへの侵入”から”ラインブレイク”と2ラインを順番に突破していきゴールに迫る道と、スルーパスに代表されるような2ラインを一気に通過させ背後を狙うプレーとの違いです。

守備を固められた時にゴールに迫ることが出来ないのは、横関係の守備を抜けることが出来ないからです。当然、縦関係も連携が取れています。簡単に言えば4-4-2のシステムです。

さて、それではどのように突破するのか?

“川渡り鬼“というものがあります。これはJFAが発行する学校教員のためのトレーニング法的な書籍にも載っていますが、かなり重要な体験が含まれています。

この鬼ごっこをどれくらい反復して体験することが出来るのか?小学生にとってはこれが全てだと思います。特に低学年の時にこれを反復していれば自然とバイタルへの侵入はできるようになっていると思います。

要は習うことではなく、自分で体験して知ること、理解することが重要なのです。

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