誰もが目的のために努力をしています。しかし”無駄な努力”というものも存在します。やっても意味がない、ということです。
どのようなことが無駄になるのか?というと”答え”の反復です。
視覚的に捉えられる情報は”答え”です。
例えば、ドリブルに特化したスクールなどがあげられます。これは答えの反復です。圧倒的なテクニックで相手を凌駕すれば活躍することができます。チーム全体がそうであれば勝つ確率が上がるでしょう。でもこれは無駄な努力です。
理由は簡単です。
筋肉の質が違う、フィジカル能力が高い人種とのハーフ、身体的な優位性がある、このような人に勝つことはまずありえません。
なぜなら、同じことをやっているからです。ベースが優れている人が勝つことが決まっています。だから、それを獲得するために使った時間は無駄になります。
一生懸命に取り組んだのにそもそもスタートが違うんかい!ということになります。
だから、答えの反復は多くの場合無駄になります。結局、自分より弱い人には勝てるけど強い人には勝てません。
だから、答えそのものよりも、答えに辿り着くプロセスが重要になります。
1+1はなんですか?
ではなく
=2になる式を考えて!
となるわけですね。
反復すべきは、そうなるべきシーンです。それを繰り返すことで、本人が気付き努力をする姿。
これは主体的であり、自立した姿です。そしてこれが格上に勝つための反復トレーニングです。