誰にでもプロサッカー選手になる可能性があります。これは間違いありません。
まず一つ整理したいのが、プレミアリーグ、Jリーグなどもプロリーグですがサッカー後進国においてもプロが存在するという事実です。
カテゴリーを整理してみると自分に合ったリーグでプロサッカー選手になる道も見えてくると思います。
もう一つは、視点を変えることです。皆と同じことをやっていては競争相手が多すぎて実際のところ勝っているのか、負けているのかすら判断が難しくなっていきます。そうなるともはや運の勝負になります。人に好かれるように行動していればチャンスを引き寄せることもできるかもしれません。しかし、いつかはしっぺ返しが必ずきて大きな挫折をすると思います。
人と違うことをやる。
この当たり前の選択が答えの一つです。人と違うことなんて難しい!とら思うかもしれませんが、逆です。隣にいる人と自分はそもそも違う人なのでやっていることは異なります。同じことをやろうとするから能力差が生まれます。違うことをやればそれは差ではなく見る側の好みになっていきます。
地球上に重力があり、大気がある以上変わらないことがあります。それは力学的な視点です。
力は人体から外部に出力され、それはいずれかに作用し、反作用として等しく跳ね返ってきます。
この一連の動作が力学的な視点で理にかなっていればどうなるでしょう?
シュートであれば、ボールに大きな力を加えるほど大きな反作用が返ってきます。しかし、その反作用を跳ね返す、受け止めることが出来ればボールに加えた力はもう一度ボールに伝達されることになります。ボールは一撃目で動き出していますのでもう一度跳ね飛ばされることになります。
キックのテクニックでは、軸足の踏み込み、テイクバック、フォロースルー、という言葉で教本に示されています。これらは、キネマティックリンク、位置エネルギー、倍力機構、など力学的な要素に置き換えることもできます。
多くの場合では、足の当て方、角度や姿勢にフォーカスしトレーニングが実施されています。しかし、これには個人差があり必ずしもそのようにはなりません。
体が力を生み出すこと、それを伝達すること、そして跳ね飛ばすこと、これがシュートテクニックです。
これらが身につけば、サッカー以外のところでも役立ちます。このような方法でボールが飛ぶのであれば、飛ばす装置も設計することが出来ます。また、軸足の安定というところにフォーカスすれば建築的な視点などでも面白い気付きがあるかもしれません。
今は、視覚的な情報に頼りすぎて最終的な形のみを見ています。
現象ではなく原因
原因を見ることが世界を開くきっかけになるでしょう。