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無駄な努力とは?

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“無駄な努力”この言葉は大変ネガティブなイメージを持ちます。しかし、とても大切な視点です。

多くの人は努力について目的の設定ができていません。何でもかんでもやれば良いわけではありません。また、他人が言っていることをなぞっても全く意味がありません。

努力とは自分が自分のためにやるものです。

ここに辿り着いてもいないのに努力を強いても全く意味がなく、ただ努力したのにダメだったというネガティブな結果しか得られません。

これだけなら良いのですが、指導者の視点を持たない方は多角的に物事を捉えることができていません。

車に乗っていれば分かります。走れば目的地に快適に到着できる一方で、ガソリンがなくなりタイヤが擦り減り、時間に比例して事故のリスクを高めています。

訳のわからないテクニックのトレーニングにより、ガソリンがなくなりタイヤがすり減っています。これは体の栄養素であり、膝などの関節の寿命です。そして、それらが弾ける、最悪の場合骨折や靭帯損傷という大きな怪我につながります。

車は使った年数により価値が下がって行きます。これは使ったからに他なりません。車は金属や樹脂など材料に寿命があるため時間経過により価値が下がります。人をこれと同じにしてはいけませんね。

6歳までに脳は80%まで発達し、9歳前後に内臓が発達します。そして、13歳前後で骨が発達して行きます。

これらは生涯の健康にも影響を及ぼします。体を使ったのに、使っていない子と同じ栄養、カロリーの摂取で良いわけありません。そして、使ったのであればメンテナスが必要です。人より多く体を休めるか、人より回復の効率を高める必要があります。アイスバスや酸素カプセル、専門的なマッサージなど今はいろいろあります。

さて、そんな日常を送るお金と時間が足りますか?

車も勤務先が遠く走行距離が長ければ買い替えるタイミングが早くなるので無いですか?

子供も失ったものを補給せず適切なメンテナンスも怠っていれば早く終わります。これは本人の問題で話はなく近くにいる大人の知識不足が招く結果です。

指導者は目先の勝敗ではなく、多角的に将来を見据えて指導にあたります。ドリブル!アジリティー!コア!と熱を上げている保護者は要注意です。

話を戻しますが、努力とは自分が自分のために行うものです。自分がその必要性に気が付かなければやる意味がありません。今は目の前の勝敗にこだわり大人が子供に干渉しすぎています。

なぜ夢が叶わないのか?

それは、自分が自分を理解していない、大人が可能性を潰してしまった、という結果です。

目覚まし時計を分解して戻せないのであれば、分解しないことが最善策です。自分で分解したいのであれば苦労して知識と技術を身につける必要があります。これが努力でこの努力をせずに本質を知らない大人が子供に触れると壊れます。

まずは主体性と自立の獲得からです。

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