ドリブルのテクニックを沢山トレーニングして誰よりも上手くなれば、活躍できたように見えますね。これは手法、作業、やり方、の質を上げる行為です。
ドリブルというのは、運ぶ、かわす、などの手法です。そしてサッカーでは相手がいるという環境があります。
では必要なことはなんでしょうか?
それは、相手を見て判断を変えることです。相手を見て判断を変えるためには何が必要が?それは軸足をしっかり踏むことです。軸足を作りながら相手を見てボールを動かすのか、動かさないのか、という判断を繰り返しながらボールを運んでいきます。
積み上げることは何か?それは相手を見て判断することです。
相手を見るのですが、何も変化がなければ見て何かすることは難しいですね。だから、自らがアクションし相手のリアクションを見て判断するという過程が生まれます。
この時使われるのがテクニックです。
どうすれば相手を見ることができるのか?そしてそのあとどのようにボールに触りボールを動かすのか、この辺りはやりながら自分で気付き質を上げていく必要があります。
パッと見では、ボールを触るテクニックを上げている子の方が上手く見えます。しかし、それをやってしまうとここに書かれているようなことを全て失います。
現象ではなく原因
本物を育てるためには、これを見極めて時間をかけて取り組む必要があります。世の中、過剰な競争が発生し知識がないと焦りが生まれ流されていきます。
よーく考えてください。ドリブルが上手いからサッカーでプロになれる?活躍できる?もっと多角的に捉えるべきで一時的に活躍しても一つ上の世代で挫折します。そこから人生盛り返すのは結構大変なんですよ?
冷静にじっくりと事実に基づいて育成しましょう。