サッカーにはいろいろな現象が生まれます。テクニックが冴えるトリッキーなプレーからパワーで押し切るような強引なプレー。
これらは一つの点から生まれるものです。
その点が何になるのか?それはその点を見る人次第です。
いくつもの点を見ることが出来てその点を切り替えながら複雑なプレーを生み出していく、夏の夜空の花火のような見る人を圧倒する美しいプレーを見せてくれる人もいます。これを目指したいですね!
多くの人は、点ではなく花火そのものを見ています。そして花火の写真を撮るでしょう。これがボリューム層に当たる人たちの行動です。
育成でも同じようにそのような選択をして子供を写真のように扱う人がどんどん増えています。時代の流れでしょう。このまま進むとAIが子育てをする時代になると思います。
さて、サッカーにも点が存在します。それは指導者が捉えています。指導者はその点を反復させればいずれ花火のような現象になることを知っています。
取り組むことはそんなに多く入りません。何をどのように捉えるのか?
これだけを反復していればいろいろな現象の中でそれを見ることが出来ます。これはモノサシですね。そうすれば、パッと見た状況を測ることができるようになります。
測るものは、長さ、重さ、色、匂い、音、温度、などいろいろあると思います。それぞれモノサシが必要になるでしょう。それを身につけさせれば子供達は自然にサッカーも勉強も何もかも出来るようになっていきます。
このような話を理解できる頭があれば当然子供達は育ちます。いやいや、ドリブルが上手くなればいいんだ!毎日厳しく自主練しよう!これは非常に頭が悪いアイデアです。
”蛙の子は蛙”この言葉は結構強い呪いです。手遅れになる前に。