子供達を見ていると仕切りに箱の中に入りたがります。箱とは言葉通り箱でもあるし、ルールや決まり事でもあります。
ルールの中で、決まり事の中で、競争を始め争い喧嘩をします。ゲームなどが規制されるのはこの辺りの幼さに原因があると思います。
ルールが変わったら?
この発想はあまりないようです。大人の世界でも同じですね。法律が変わると文句を言う人が多くいます。ルールの変更によって不都合が生じるからです。これら都合の良いルールを維持するために既得権のようなものを主張し出す始末です。
会社の中でも同じですね。社内という箱の中で立場が強い人は立場の弱い人へハラスメントを行います。これも箱の中の話です。
こういうくだらない世界で生きると精神を病んでしまったり人生がちっぽけになってしまいます。
“自分に矢印を向ける”
これが実行できている人はルールが変わってもさほど影響はありません。ルールを従えば良いだけです。箱の中で勝ちにこだわる人はルールの隙間やルールを無視して勝負に挑みます。そして新しい活路を見出していきます。
ルールの中で上手くなろうとするのは間違いです。それでは何かが上手くなってもそれが使える状況を作れないし、そのような状況の中では準備したものは全く役に立ちません。
ルールを守りない、これは言葉ではそうかもしれませんが、捉え方を間違っているかもしれません。
枠からはみ出したものを枠に合わせる、この感覚が正しいと思います。ルールを守れない、というのはある種正常な行動で度を超えなければ止めるべきではありません。
サッカーでもマリーシアという言葉がある通り、ルールギリギリの賢いプレーが勝つためには重要です。ルールの中でトレーニングしてきた人はそこに絶対到達できません。
小学生にはまだルールは必要ありません。たくさん喧嘩をしてルールを守るためのベースを作ってあげましょう!