本気の遊びを手に入れろ!

誰がやるのか?ということ

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2月の夜寒いですね。外でサッカーをやるのは無理かもそれません。そんな寒い中でも子供達は元気よくボールを追いかけます。応援してあげたいですね!

サッカーは上手い下手、チームは強い弱いというわかりやすいモノサシで計りがちですが本当にそのモノサシであっていますか?

例えば、上手い下手というモノサシの定義はあやふやです。何が上手いのでしょうか?

A君とB君を比較した場合、A君の身長は170cm、B君は140cm、この前提があった場合A君の方が目立っていたから上手いと言えますか?多分デカいんだと思います。A君とB君のドリブル技術を比較した場合、B君の方ができていることが多いとします。しかし、活躍するのはA君であった場合A君が上手い、となりますか?

このような視点で整理すると、上手いのではなく人として優っているケースがほとんどです。仮にA君もB君の身体能力、運動能力、全てを同じにして比較するのであれば努力の差が出てくるかもしれません。努力というのも、身につきやすい子もいればそうでない子もいるし、そもそも能力差があれば無駄な努力となります。

チームが強いから上手くなる?そんなわけありません。それは能力が高い子が集まれば下手くそでも強いです。そこに行けば上手くなる、そんなわけありません。むしろ逆でしょう。

育成では”誰がやっているのか?”という視点で見るべきことを見ずに”そうすれば良い”という思い込みのもと時間を無駄に使っています。

何をやっているのか?という視点でロジックを見抜き身につけさせることが重要です。誰が、は本人の能力です。能力があれば頭角を表すことでしょう。

指導者ができるのは”何が”を教えてあげることと、”誰が”を育ててあげることです。誰が、を育てるには時間が掛かりますますので勝負ができるようになるのは高校生くらいからになると思います。しかし、何が、は備わっているのでその選手はなかなか強いと思います。

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