大人はどうしても型にはめたがります。
失敗しないように成功を求めて。しかし、サッカーには失敗はありませんし、成功を求めてもいません。
何をやっているのかというとリカバリーです。
AがダメならB、BがダメならC…と選択肢を変えていきます。なぜ選択肢を変えるのか?それは目的があるからです。
1+1=2という答えを求めると成功と失敗が出てしまいます。
2になるようにする、ということであれば1+1でも良いし、5-2?…さらに-1としてもいいわけです。いくらでも足したり引いたりを繰り返して2にしてしまえばそれで良い、ということです。
これなら失敗はあり得ません。途中でやめない限り。
辞めない、諦めない、この辺りがリカバリーにとっては重要になります。
成功か失敗かでいうと、失敗したら辞めてしまいますね。だからボールを奪われてから追って奪い返すことが出来ません。
リカバリーであれば奪われても失敗していません。追い返して奪い返せばそれでOKですよね?
自由に遊ぶということはこの選択肢を作る体験をすることです。鬼ごっこをやろう!なんかつまんないなー、じゃあサッカーをやろう!疲れたなーじゃあ今度はドッジボールをやろう!というように例えば「楽しい」という感情を目的として手段はいくらでも変えることが出来ます。
この体験量があれば笛がなるまで走ることが出来ますね!