本気の遊びを手に入れろ!

サッカーが世界中で愛される理由!

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土曜日はオフについてトレーニングをしています。このプレーは少年サッカーであまり見かけることはありません。しかしとても重要なプレーで、W杯のコスタリカ戦のようなケースで威力を発揮します。

金曜日に行っているオンのトレーニングでもオフへ繋がりにいきます。これはオンの状況に対してオフがポジションを取るトレーニングです。一方で土曜日のトレーニングではオフのアクションに対してオンがタイミングを狙います。この違いは、基本的にオンへのプレッシャーが有る、無い、で決まりオンがフリーの時に狙うプレーです。

日本のサッカーをみると、オンがフリーになるとドリブルで前進していきます。そしてオンにプレッシャーがかかってから何らかのプレーを行います。

そうではなく、これはオンへのプレッシャーが無い状態でオンがボールを離すプレーです。ジュニア期のサッカーではドリブルに偏り過ぎていてオンがボールを離さないので、この機会が全くと言って良いほどありません。だからオフのプレーをなかなか身に付けることが出来ないと思います。攻撃が作れない、私はここが海外との差だと思っています。

このプレーが難しい理由は、いくつかの要素をみんなで共有する必要が有るからです。

一つ目は、オンの状況です。オンがフリーで有ること、フリーになること、が重要です。

二つ目は、オフのプレーです。マークを外すアクションが必要です。

三つ目は、相手の変化です。オフのアクションにより相手にどのような変化が生まれるのか、という共通理解が必要です。

四つ目は、タイミングです。オンがパスを出すタイミングと場所、オフのアクションが合っていないと相手に対応されていまします。

これをオンとオフで行えば、プルアウェイのような現象が出てきます。もしもオンと複数人のオフで行えれば、3人目の動き、連携が生まれてきます。チームプレーです。海外の選手は子供時からこれを積み上げていると思います。この経験の差がサッカーの質に大きく出ると思います。

オンは一瞬でフリーになり、瞬時に反応したチームがオフのプレーを狙い、創造性豊かな連携を生み出す。これがチームで行うサッカーでありtierraが目指すサッカーです。

日本と世界のサッカーは、運動会の徒競走と組体操など(学年単位で行う演目)のような違いがあります。徒競走は走っている子、知っている子の保護者しか興味がありません。一方で組体操のような演目は他の学年の保護者など誰でも観ることができます。現在の日本サッカーは徒競走であり興味がないととても退屈です。世界のサッカーは?

少し厳しい言い方をすると(本当に厳しいですよ!刺激を望まない方は青線の範囲を飛ばしてください)


徒競走を見ているのはその子の保護者です。ここには自分の子供に勝って欲しいという親のエゴが働きます。(私も親なので気持ちは分かります)サッカーでいうとそれはドリブルに現れます。この親のエゴというニーズに応えることができれば人気も出てビジネスとして成功します。しかし、その分ボールが離せなくなり上で書いたような経験を失うので子供自身の将来は犠牲になると思います。それだけで通用する骨格、靭帯、DNAを持つ子供はとても稀で特別です。ドリブルに取り組むこと事態が悪い、など否定している訳ではなくサッカーは組体操のようなチーム競技だという視点を持つことが重要だ、ということです。そして組体操のようなチーム競技で獲得できる成功体験は個人で得られるものよりも難易度が高く遥かに大きいのです。これは発達に大きく影響します。育成の現場が優先するのは当然子供の将来です!さらに徒競走と組体操は限定的な評価と広範的な評価という違いもあります。この評価の違いはあまり良い表現ではありませんが、労働者と発明家の違いだと思います。これは差別的な意味ではなく仕事に対する評価の違いです。問題となるのは誰が(上長?世の中?)仕事を評価するのか?という点です。SNSの評価も団体の評価も同じで中にいる人だけに評価されるのか、地域社会など外に評価させるのか、という違いが生まれます。まさに日本と世界の視点の差だと思います。これから世界はさらにグローバル化が進みデジタル分野との競合も増えると思います。tierraが目指すのは、世界で活躍する天才(発明家)の育成です。サッカーの話ではありますが同じ人間が行うことなのでその育成方法でその子の将来に大きな影響を与えると思います。恋は盲目、、、育成はとても難しいです。文章で説明するのも難しいです。


このようにめちゃくちゃ難しいオンとオフの連携は狙い通り上手くいくと、とんでもない喜びへと変わります。これがサッカーだから得られる成功体験です!

動画はトレーニングでプレーが成功しパスを出した子が驚いている様子です。成功したのは20分遊んで1回だけです。これが試合で起きたら?この成功体験でゴールデンエイジのU12の子どもたちがどれくらい成長出来るのか!ということでね!

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