サッカーもコミュニケーションがとても大切なスポーツですね!サッカーがどんなに上手くてもコミュニケーションが下手だと通用しないと思います。プロ選手が海外へ行っても帰ってくることもよくあることです。
これは一朝一夕で身につけられるものではありません。ましてや大人になってからでは難しいと思います。子供だからこそ、身につけられるスキルがコミュニケーションだと思います。
今日も大きなお友達と小さなお友達が取っ組み合いの喧嘩をしていました。さっきまで楽しそうに戯れあっていたのに、カオスです。
ここでは現在、小学一年生から中学一年生までの男女が一緒に遊んでいます。当然、身体能力、知識量、会話力、やりたいこと、などなど異なります。でも大人は介入しません。彼らに全て任せます。
今日も、バレーボールをしたり、リレーをしたり、鬼ごっこをしたり、ドッジボールをしたり、とみんなで遊んでいました。
「何をやりたいのか」主張したり、相手が言っていることを尊重したり、それを学年、性別が異なる子たちがまとめ上げて集団として動くわけです。これは凄いことです。
確かに、何かテクニック的なものを詰め込めば多少早く効果が出ると思います。逆にコミュニケーション能力などは評価し辛くわかりにくいと思います。でもこの能力は必ず将来差を生みます。
あるテレビ番組の海外ロケでは、英語が堪能な川北さんが道ゆく人に話しかけても誰も足を止めてくれない、というシーンがありました。しかし、英語な苦手な出川さんが話しかけると皆足を止めて話を聞いてくれます。ここにコミュニケーション能力の差があります。言語は単なるテクニックです。重要なのはその手前にある相手に何かを伝えようとするコミュニケーション能力です。
これと同じことがサッカーでも起きてきます。ボールを持ったオンが自分勝手に突撃するだけならまだしも、連携していくようなサッカーをするのであればコミュニケーション能力は不可欠です。
なぜならサッカーには相手がいるからです。サッカーは相手が生み出す課題を味方と協力して乗り越える必要があります。個の力だけでどうにか出来るのは自分より弱い相手の場合だけです。相手が自分より強いのであれば役に立ちません。
サッカーにはジャイアントキリングがあります。必ずしも能力の比較だけで勝敗が決まることはありません。他のスポーツは比較的、身体能力や運動能力の影響が大きくなりますが、サッカーは誰にでもチャンスがあるスポーツです。これは能力の高い相手にも闘い方次第では勝てるからです。
その一つの要因が「コミュニケーションスキル」だと思います。これ、いつ身につけますか?