本気の遊びを手に入れろ!

第二回は羽釜でうどんと凧上げと外での書道と盛りだくさんの体験機会

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今回は、凧を自分で作ること、その凧を上げること、外で書道をやること、羽釜で茹でたうどんをシンプルな釜揚げうどんで食べること、などを体験していただきました。

今回最も高く凧を上げてくれたのは、年中さん?年長さん?くらいの女の子でした。風を掴んでスーッと上がっていきました。私も追いかけましたが、そこまで上げることはできませんでした。子供たちはあっという間に上手くなります。

これは良い体験になった、凧を上げたことは大人になっても覚えているのでは?というような嬉しいリアクションもありました。

また「不器用なんだよなー」と言いながらもお子さんのために凧と格闘するお父さんの姿、子供と一緒に夢中になって凧を作る、上げる姿があちこちで見られてとてもよかったです。

あるお父さんが凧の作り方で既に知っている情報を他のお父さんに共有していただいている姿もとても印象的でした。初めて凧を作るという体験を共有することで助け合うことが出来る、という人としての素晴らしい姿を見ることができてとても勉強になりました。

途中で30センチほどの段差で転びうどんをこぼしてしまったお子さんがいました。年小さんくらいのその子に「うどんはまだあるからもらっておいで」と声をかけましたが「もういらない!」という反応でした。

転んでしまった、という体験がショックだったんだろうと思い、その子に提案をしてみました。

「階段を作ってあげるよ」土を足で削りながら2段ほどの階段を作り「これなら登れるんじゃないかな?」と伝えたところ、その子はうどんを取りに行ってくれました。チャレンジ精神に火がつきましたかね?

うどんを持っていざ階段へ!しっかりとした足取りで登り切ったところで「出来たね!」と拍手と共に声をかけました。その子は嬉しそうに見えました。

原因を分析し、オーガナイズし、発問し、評価をする、職業病かな?と思うくらい自然にそんなことをやっている自分もつくつぐ指導者なんだな、と思いつつ良い仕事をしたという実感も。

うどんを直接渡してしまったらそれはヘルプです。課題を乗り越えることを助けること、サポートが大人の役割です。その課題を乗り越えることで子供たちは成功体験を積むことが出来ます。

凧はよく上がりました。凧は何度か試作をして少しの風でも上がることを確認しています。そのオーガナイズにより子供たちは「自分の力で凧を作り上げた!」という成功体験を積んでもらうことが出来たと思います。トレーニング計画と同じく我々は見えないところで最も大きな仕事をしています。

でも、事前準備だけではなく、当日お集まり頂いた大人の皆様が子供たちのために、良い体験機会を作ろう、と考え動いている姿がとても素晴らしかったです!これはプレーですね!ナイスプレーです!

tierraの子供達も小さな子と遊んでくれたり、小さな子たちをトイレまで連れて行ってくれたり、うどん提供してくれたり、少年団の時の教え子たちも凧の材料を準備してくれたり、と自主的、主体的に動いてくれました。子供達の成長を感じました。

至らない点も多くありましたが、ご参加頂いた皆様のおかげで子供達にとってとても素晴らしい機会になったと思います。お疲れ様でした!

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