本気の遊びを手に入れろ!

サッカーは教えるものではない!?

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ずっとそう思っていましたがイマイチ理解ができなかった言葉として「サッカーは教えるものではない」「教え過ぎ」というものがありました。

今年B級講習会で学び、いろいろと気付きを得てなんとなくイメージ出来るようになってきました。

現象ではなく原因、説明が長い、説明し過ぎ、「シンプル、クイック、to the ポイント」、ガイデットディスカバリー、シンクロコーチング、フリーズ、デモンストレーション、などなど何を言っているのか?断片的な理解でしたが最近バチンッと頭の中で整理されました。

「ルール」の目的、発生にも似ています。遊んでいるうちに、それはずるいよ!こうやってもいいの?というようにルールが発生してきます。初めからルールを提示するとルールを守ろうとして自由を失います。自由な遊びは右脳、ルールを守るのは左脳とそれぞれ役割が変わってくると思います。

右脳で自由に遊ばせてから、左脳を整理してあげるのが指導者の役割だと思います。自分が体験した情報は右脳にあり、それを左脳に引っ張ってくることは出来ます。サッカーノートが良い例です。

しかし、左脳で理解したのもを右脳に持っていくのは難しいです。運動神経が悪い芸人、というように動きがぎこちなくなってしまう人の原因はここにあると思います。

現在は、多くの現象、プレーが動画で簡単に見られるようになりました。でも、それを分析してプランニングしなければ、ただただルールを押し込むだけの作業になり、「何やってんだ!」という声が聞こえてくる状況が生まれます。もしくは今だけ通用する早期教育になってしまいます。

重要なのは、右脳で体験できるトレーニングのプランニングと左脳に作用するシンプルなコーチングです。

「ゴールを守る」というシンプルな目的から、チャレカバや中間ポジション、スライドなど教えなくても現象は生まれます。なぜなら、それらはサッカーという遊びから発生する現象だからです。遊びからルールが発生するように、サッカーから現象が生まれます。そうなると現象は特に教える必要がない、ということになります。

現象はクオリティが求められる状況になってから磨き上げればいいと思います。まずはサッカーから現象を生み出すことが重要です!

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