昨日は1対1、2対1をトレーニングしたので、今日はさらにもう1人加えた2対2をトレーニングしました。チャレカバは2ラインの守備になります。
オフェンスの2人が横に並んでいる場合、オンに対して1人、もう1人のオフに対して1人、と着いてしまうとワンツーで突破されます。
オンに対して1人が対応しながら、もう1人はオフにパスが流れたタイミングでプレス、もしくはオンが突破されたタイミングでプレスをかけます。
2対2で考えるのであれば、前方で2対1、後方で1人余らせます。オフェンスの1ラインに対して、ディフェンスは2ラインで対応します。これが守備戦術のベースになってきます。1ラインに対して1ラインで対応してしまうとそれは結局1対1と同じことになってしまいあまり意味を持ちません。
tierraでは基本的にオフに対するディフェンスポジションは教えていません。結果としてボール中心の守備となっています。その理由はオフへの守備ポジションを教えることで守備ができなくなるからです。守備の目的は「ゴールを守る」ことに他なりません。でも結果的にはオフに対しても良いポジションが取れています。
中間ポジション、スライド、チャレカバ、などはオフへの守備ポジションを捨てることで現象が起こりやすくなります。
オフへの守備ポジションを教えると意識しすぎてバランスが悪くなりスペースを開けることにつながります。ゴールを守る、という局面ではゴールを守ることが優先されます。守備のプレーの原則としても「コンパクト」は重要なプレーです。
プレス、遅らせる、バランス、コンパクト、コントロール、これらを身につけるためにはオフの守備ポジションが少し邪魔になるような気がします。
今日も良いチャレカバがみられました!