本気の遊びを手に入れろ!

自由なサッカーはいずれ整っていく!

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サッカーはルールの範囲内で自由にプレーすることができるスポーツです。基本的にルールに反していなければどんなことをやってもOKです。

でも、そんな自由なサッカーを見かけますか?

自由なサッカーの答えを言ってしまえばそれはストリートサッカーです。

今はあらゆる情報を誰でも見ることができるので、サッカーはこうあるべき!ドリブルとは!ビルドアップとは!というように頭でっかちになっています。

これがまさにそれです。知識はあるが体験が足りない状態です。重要なのは体験です。

またプレーするのは選手本人です。

その選手がプレーする上で「こんなことを考えられるとあなたがやりたいことがより良くなりますよ!」というようにアドバイスを送るのがJFAの公認指導者の仕事だと思います。

それら選手を集めサッカーの形を設計し再現させるのは指導者の中でもA級ジェネラルの方達の仕事になると思います。

これは選手に「やれ!」と言うだけではなく選手達がサッカーを理解し、その上で設計されたサッカーが勝利のために合理的なものとして選手自身が受け止め実行する必要があります。単純な話ではなくかなり難しいと思います。また、選手は与えられた設定をそのまま受け取るだけでなく相手に応じて応用する能力も必要です。時には監督の指示を無視することも重要です。

サッカーの設計は、まず選手達が原則を理解し実行出来ていることが前提です。ジュニア世代で出来るのは、C級、B級テーマから逆算してそれに必要となる考え方、プレーを落とし込んであげることぐらいです。あくまで基礎の落とし込みです。

だから、集まる選手によってもサッカーは変わってくると思います。基礎からはみ出す子もいると思います。それはナイスチャレンジですね!

もし誰がやってもサッカーが変わらないのであれば、それは選手がやっているのではなくチームがやっているものになると思います。これは単なる歯車ですので良くないです。

以前「子供達のサッカーは大人と同じようにやる必要はない」という言葉をインストラクターの方に頂いたことがあります。その時はあまり理解が出来ていませんでしたが、最近になってやっと理解することができました。

私の役割は「私が何かをやらせるのではなく選手がやろうとしていることを理解し、それが上手くいくようにサポートしてあげること」ということをはっきりと理解し整理することが出来ました。

私の指導者ライセンスはJFAにサッカーの基礎を落とし込めることについて公認されているものです。当然、私自身にも主体性が求められることになるのでフィロソフィーは必要です。

何を落とし込みたいのか?

これは指導実践の場でも常に問われることです。しかし、C級、B級にあるサッカーの重要テーマを指導する場合、選手に最低限の理解がないとテーマに辿り着くことすらできないことがあります。

この原因はプレーの経験不足によるものだと感じています。子供達のサッカーを見ていると、教えていなくてもB級テーマの課題をクリア出来ていることがあります。

これら重要テーマはある種の戦術であり、サッカーにおいて再現性の高い現象でもあります。ということはサッカーをやっていれば自ずとこれら重要テーマに取り組むことになっていきます。

人から教えてもらうのではなく自分達で体験していくこと、これが将来とてつもなく大きな財産になると思います。

世代が上がれば、どこかのタイミングでB級テーマを含んだトレーニングをしていくことになります。埼玉県のトレセンではU12でC級テーマ、U13以降ではB級テーマに取り組んでいるようです。トレセンで初めて教えてもらうのではなく、そのようなプレーの経験を持ち、トレセンが考え方などを整理する機会になればサッカーはより上手くなると思います。また、将来トレセンの子達ともサッカーでコミュニケーションを取ることができると思います。

J7に当たる都道府県の社会人1部リーグには、元Jリーガー、世代別代表経験者、なども在籍したりしています。皆さんめちゃくちゃ上手いですし、名の知れた強豪校出身の方など経歴がすごい方も多いです。このレベルでもJ7ですよ?

J6から上は圧倒的なフィジカル、その上はそれでも通用しない「何か」が必要になってくると思います。この「何か」は当然プロに近づく条件でもあり小学生の時に獲得すべきだと思います。

日本にはそのような道しかないように見えるので、その道を信じて進めばプロになれる可能性があるように錯覚しがちですがそんなわけありません。なぜなら100人いる学年で学校の成績が一位になる子は1人だけです。そこで一位を取れていないのであれば、やはりその方法で勝ち取ることは難しいと思います。

同じことをやっても99人は一位になることは出来ません。「成功はアート」という素晴らしい言葉があります。1人の成功者の真似をしても同じように成功することは出来ないと思います。

成功はアートのような偶然の産物であり、逆に失敗はサイエンスという表現もあります。すごい言葉です。

ティエラではサイエンスではなくアートに取り組んでいます。強いチームで勝ちたい!など人任せの発想ではなく、自分の力で勝ちたい!という主体的な子、そうなりたい!という子はぜひ一緒にサッカーをやりましょう!導きます。

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