子供達からの要望で今回は卓球をしました。台を用意して各々ペアを作り卓球を始めました。
そこには自由にボールを突き合う姿がありました。
台にバウンドしているのか?それは何回なのか?ラケットの持ち方は?全く無視して遊んでいます。床にバウンドしようが、そもそもバウンドしなくても、何でもいいから夢中になってボールを打ち返しています。
そのうち、ピンポン玉がボールを変わったり、足とラケットになったり、卓球からバトミントンに変わっていたり、自由に【ボールを打ち返すこと」を楽しんでいました。
本質はここにありますよね?ボールを打ち返すことが楽しいし、何だか良い感じで返せた時はテンションが上がります。ルールややり方というものは時に本質をあやふやにし、感じるべきこと、楽しむべきこと、を失わせてしまいます。
そして肝心なことは「誰が?」楽しむのか?という部分です。当然「本人」のはずですが、そこら辺はいかがでしょうか?
それはこうやってやるんだ!こういうルールだから!というものがいるのか?という話ですね。レベルや質が上がればルールがないと楽しめなくなると思います。しかし、小学生レベルではどうなんでしょうか?ルールの中でやるスポーツは楽しいですかね?ルールが逆に不利に働くシーンなどもありますよね?
何かを楽しむうちに自然にクオリティーが上がります。これは楽しいからです。
そして、どこかで上手くなりすぎて楽しくなくなります。だからルールが必要になります。なぜルールがあるのか?それは楽しむために他なりません。
まだその段階にないのにルールややり方を持ち出したら楽しめるわけがありません。環境だけ作ってあげて自然に任せる。それが上達への近道です。
好きこそ物の上手なれ、ですね。