先日は明治安田生命さんとSDGsのゴール12をテーマに服に絵を描くリサイクルイベントを行いました。今回はスポンサーのナチュリーラさんと服に絵を描くプチイベントを行いました。
服に絵を描くという現象は同じですが、今回は原因改めて趣旨が異なります。「コロナでいろいろと我慢してストレスも溜まっているでしょうから服にメッセージを描いてみよう!」という感じでメッセージTを作るイベントです。
ティエラとしては「チャレンジ」にそれを重ねています。
新しい服に自分が絵の具をつける、というのはリスクでしかありません。そのまま着た方が良くない?と思うのが普通です。そこに一歩踏み込むわけですね!
そしてその工程は、先日のイベント同様にその場で思うがままにやりながら工夫をしていくことになります。計画がない、というのが重要です。
これは、乗り切る力でもあります。生きていく上では予定通り行かなくても何とかする力が必要です。なんせ、コロナを始めいろいろなものが邪魔をしてきます。その邪魔を跳ね除けて自分がやるべきこと、やることを実現していく必要があります。サッカーもこれと同じです。相手がいるので必ず相手は邪魔をしてきます。それを乗り越える必要があるわけです。
乗り越えなくて良いパターンは、圧倒的なフィジカルで上回るケースと圧倒的なテクニックで上回るケースです。でも、それで良いの?乗り越える体験がないまま成長して、未来で乗り越えられない壁に当たって乗り越えられます?と思うわけです。
このサーフィンやボディーボードのように波を乗りこなす体験は絶対に繰り返している必要があります。だからティエラではあまりテクニックを強調しません。今は勝てますが、未来からみると障害を生みます。
誰もが思うことを実現できるのはモンスター級にセンスのある人だけです。競争が凄すぎて狙って抜き出ることは困難です。抜き出るのはセンスがあってもたまたまだと思います。そんな道を辿るのは無理です。だから、競争がないところを探してそこで抜き出ることが効果的になります。
ではそれはどこかというと「自分」という道になります。多くの方は「自分」を生かしていません。誰か他人の言うことばかりを気にして、その概念、経験に従います。しかし、それでは勝てるわけありません。このトレーニングの先にあるのは、人のために働く労働者の姿です。
出来れば、人のために疲弊するのではなく自分のために人生を送り楽しみたくありませんか?
簡単に言うと「労働と投資」の違いです。
労働とは他人から依頼されたことを対価を得て実行することです。投資とは自分が実現したいことに対価を払うことです。要するに対の関係です。詳しくはまたどこかでまとめたいと思います。ざっくり海外のサッカー選手は投資家で日本のサッカー選手は労働者です。日本の中にも投資家タイプはいてそういう方は海外で活躍していると思います。
人から依頼されるものは「結果」を指します。だから、なるべく効率よく結果を得ようとします。これはサッカーで言うところのテクニックですね。こうやれば良い、というやり方であって過程を経験する機会はすっ飛ばされます。
自分が実現したいことは、その過程を指します。実現するのがゴールですから、その過程こそが重要になります。自分自身が取り組むことですね。テクニックを学ぶことには大きな代償があります。
オブラートに包まずに書くと、テクニックは労働者に必要となり、労働者が教えるものです。なぜなら、投資家、発明家、は、対価を払いその労働者を雇います。
自分という存在があり、その自分を外に出すことができる、と実現したいことが生まれます。これは投資家や発明家のたまごです。それを実現するために、努力を始めます。お金を払うわけですから集金能力も必要です。投資の見返りがあるようならファイヤーできます。
一方で、他人が実現したいことを実行するためには、やりたくもないことをやる必要もあります。忍耐や我慢の連続でテクニックが無ければ首を切られます。
私は労働者ではありませんので、労働を教えることはありません。教えられるのは、投資家、発明家、になる道です。
ですからティエラでは、自分がやりたいことを表現して自分で努力して実現する力を身につけてもらいます。日本人の多くは労働者ですから言ってもわからず見えていないところだと思います。しかし、子供達には可能性があり、これからの社会で必要となるのは投資家の視点だと思います。その体験が出来るイベントでした。