今はフィールドプレイヤー(FP)に合わせてゴールプレイヤー(GP)という呼び方もあります。日本的には「守護神」という唯一「神」が付くポジションです。
このGKはとても多くの才能が必要となるポジションです。
まずは、運動能力と反射神経、体の優れた特性が必要です。これはトレーニングではどうにもなりませんので、DNAに刻まれた持って生まれた才能です。柔軟性があり背が高く手足が長い。それでいて動き出しが速い。バケモノですね。
次にメンタルです。GKはゴールを守っているので多くの場合、失点に絡みます。リバウンドメンタリティーと言ったりしますが、立ち直る力が必要です。そもそも、ミスを気にしていなければ立ち直る必要はありませんので、そういう育成が必要不可欠だと思います。
勇気も必要です。GKはボールに向かって行く必要があるので強い意志は必要です。受け身になると単純な話としてボールが当たって痛いですね。自ら向かって行きボールを奪う必要があります。これはフィールドプレイヤーと同じです。
次に統率力です。GKには組織を作り統率する力が必要です。フィールドプレイヤーであればチャレカバになりますが、こちらはチャレンジが先ですね。GKの場合はカバーが先になります。ゴールを守りながらDFにチャレンジをさせる陣形、そのタイミング、など指示を出します。コーチングですね。ボランチ的なポジションも同じです。GKと異なるのは直接的にゴールを守るわけではないという点です。FWとMFによるチャレンジから回収、もしくはそこを掻い潜られたら自らがチャレンジしてDFに回収させる。その先にいるのがGKですね。DFを統率しています。
ポジショニングも難しいです。ゴールにへばりついてGKのテクニックをあげれば何とか守れるかもしれません。しかし、サッカーの目的や4局面という視点からみるとそれで良いのか?ということになると思います。守備によりボールを奪うことが出来たら次は攻撃です。なるべく高い位置でボールを奪い攻撃に繋げる必要がありますね。攻守の切り替えが早い現代サッカーではゴールを守りながら守備範囲が広いGKが不可欠です。
GKはとんでもなく難しいポジョンですね。
試合の勝ち負けに直結しますのでGKのテクニックはとても重要です。でもそれを上げてしまえば他のことに気づく機会を失います。プロサッカー選手として生きていけるのであればテクニックを磨くべきでしょう。しかしながら、とんでもなく難しい上に持って生まれたものを要するポジションなので。
人生の中で生かされるのはGKのテクニックではなく、その他の部分になってくると思います。
今はあらゆるテクニック系のスクールが乱立しています。テクニックで解決するのはとても効率的ですが、テクニックはテクニックでしかないので他に活かすことが難しいです。だから、テクニックに少し規制をかけて「それを補うために」他の能力を使わせることも育成には必要です。
「子供は小さな大人ではない」
結果を求めるのは今ではなく結構先ですよね。「ゴールを守る」という目的の理解とその実現。そのために人を使うというアイデアとその陣形とロジック、そして伝え方というコミュニケーション、こっちの方が人生に役立ちますね!
ティエラのGKは4種リーグのブロックの中でも「あの面白い子」とよく話題にしていただいております。でも彼は試合中いろいろなことにチャレンジして結果を得ています。今日は少しだけテクニックのトレーニングをして情報整理を手伝ってあげました。
ティエラのGKは超優秀なGKであって将来の経営者です!