初めに言っておきます。私は子供達をサポートする立場で大人には何を言っても無駄だと思っています。それが大人です。
子供達には可能性があります。
まずその前に、大人の社会を整理しましょう。大卒だと22才くらいで社会人となります。これはサッカー選手も同じような年齢です。さて、ライバルとなるのは誰でしょうか?
これはだいたい40才以下の人達です。
では40才の人と22才の人を比較して何が違うのでしょうか?40才だと子供がいるかもしれません。親も高齢になっていますね。22才ではこれらの経験はないと思います。
だから相手になりません。今までは終身雇用ですので、それでも良かったのですが、もうそんな時代ではありません。ロボットもAIも外国の方も労働する時代です。
さて、話を戻しましょう。同じ学年の中で通用していないのに一生懸命努力しても意味が無いと思いませんか?
これはトップトップに近い子以外全く意味が無いと思います。ずーっと同じようなレベルの選手として成長していきます。
運動能力のピークは18才くらいと言われています。運動能力前回の時にプロになって初めの契約更新で更新してもらえないとなると課題は頭です。クラブの同じポジションの人に比べて頭が劣っている、ということですね。そんなレベルまで行っている方であれば運動能力は抜群に高いと思います。
よく出来ない、わからない、ということがあります。これは「能力が無い」という原因です。努力すれば良いという訳で話はありませんし、努力が足りないという訳でもありません。
だから能力を子供時代に訳のわからないことに対して努力する時間を割くのではなく「遊ぶ時間」をあげることが大切になります。
よく習い事の現場では「真面目にやれ!」「ふざけるな!」などという言葉が飛びます。全くもって育成や人を育てるということを理解していない大人の意見だと思います。
子供が新しいことにチャレンジして好奇心全開でテンションが上がっている訳ですから「学び」が起こっています。止めてどうするのか?まずその環境では伸びません。
先ほどの話に戻すと、40才の人は22才の人より体験したことが多い訳です。だから、22才の人にはわからないことがあり、能力が足りないとなるわけですね。
要するに体験した量が多ければ年齢以上の成長をすることができます。目の前では、そのような子達が生まれてきています。普通に過ごしているだけなのに他を圧倒する、努力もしていないのに出来てしまう、これがティエラの育成の形です。
子供のサッカーに大人が混じれば「ずりーよ大人!」というヤジが飛びますね。これは努力などしなくても勝てますよね。
ジュニアの時にやることはそういうことですよ!プロになってから努力すればプロの世界で食べていけると思います。
さあ、夢を叶えましょう!