サッカーの熟練度、上手さを早く獲得する方法はストリートサッカーのような自由な環境で「基準」を落とし込んであげることです。
基準がないと基準に気付くまでに結構な時間がかかります。ここは時間短縮を図ります。
守備の基準は2つあります。オンへの守備とオフへの守備、それぞれの基準です。ここでは教えません。トレーニングに参加してくださいw
いきなり、基準を示しても正確に伝わらないのでここには書きません。体験量が必要です。
体験を繰り返して始めて基準が見えてきます。要するに目の前にはみんな同じ景色が広がっていますが、基準は見える人と見えない人がいます。見ようとしている人と見ようとしてない人。知っている人と知らない人です。
人間は不思議なことに「名前と概念」を付けない限り目で捉えること(頭に印象が残らず)ができず、気付くことができないのです。像は見ているのに不思議です。
何もない中で基準に気付くことが出来るほど体験する必要があります。ここを省略している子がとても多いです。人に教えてもらっても結局は理解ができずに使い切ることが出来ません。学校の勉強も同じです。鍵は体験です。
この基準が見えるようになると「これだ!」と重要なタイミングに気付きます。そうすると次が予測できるわけです。ポジションが修正されたりアクションが起こったり。
基準が見えるようになると次にはアラートを見つけることができるようになると思います。
このような状況になったらピンチを招く、だからアラートととして共有する。攻撃面も同じです。このような現象が見られたら?と予測がつくわけです。連携が生まれますね。グループ戦術です。
多くの場合は「これがこうなったらこうする」というような共有をしますがこれはちょっと違います。なぜなら、特定できない相手がいるからです。そうはならない、ということが前提です。
工場などの品質管理などは相手が特定できているので手順が存在します。このようにやれば生産量が確保できる。既に誰かが体験した後をなぞっているだけです。アートなどであればそうはいきません。誰もやっていないようなことにチャレージしないと、相手を克服することが出来ませんね。そしてアートの場合、最終的な相手は自分だったりします。
「失敗はサイエンス、成功はアート」とても良く出来た言葉です。ある番組でメガネチェーンのオンデーズの田中さんが仰っていた言葉です。
話を戻します。
だから、ゲームの中で選手が基準を見つけて次を予測し相手の行動の先を取る、ということが生まれます。
重要なのは体験し続けることです。