プレーとは判断と行動を表す言葉ですが、これを「やり方」と混同している方はほとんどだと思います。これは全くの別物で「やり方」は単なるフェイクです。ここの理解が重要です。
塾や習い事が増えている子はフェイクを追い続けている子なので、そのうち頭に入らなくなりパンクします。脳が目に見える物質世界と同じではないことは明らかです。絵や文字に置き換えて脳のサイズにまとめるのは不可能でしょう。
さてさて、ボールを受けるプレーにはいくつかのポイントがあります。ほとんどはトリカゴに含まれていますのでトリカゴで遊んでいれば知らず知らずのうちに身につきます。
サッカーには相手がいますから、基本的にはボールが入る方向、その時の相手のアクションによってプレーも変わります。
これに対して「やり方」はこうだ!ということはとても簡単です。ボールがこっちから来て相手がこっちにいる時はこうやる、こんな教え方をしてしまっからお終いです。
プレーは判断と行動です。これはどちらも本人によるものなので、A君はこうやる、でもB君はこうする、というように人よってプレーも異なります。
当たり前です。体格やスピード、頭の発達段階も異なりますから、その時のその人によってプレーも変わります。
だから、この発展するプレーを身につけさせる必要があります。「やり方」ではダメでしょ?
あくまで見せるのは、デモンストレーションであって一例です。そして反復させるものも体の使い方です。
ボールを受けるプレーとはこういうものです。と文字で書くのは難しいですね。一緒にトレーニングしないと伝えられないです。
名前としては、ワンタッチ、相手の逆を取る、キャンセルする、ボールアタック、フェイク、ボールを置く、こんなところが身につけばボールを受けるプレーは完璧でしょう。