サッカーはスポーツであり文化です。そこに日本サッカー協会なるものが生まれ「日本のサッカー」というものを定義しました。
この定義と概念は本来、無視して良いものです。
しかしながら、日本代表もJリーグも日本サッカー協会が上に乗っかっていますので、それを目指すとなると無視できなくなります。
こんなのおかしいじゃない!と声が上がらないのもおかしいことだと思います。
サッカーはスポーツであり、文化です。型にはめるものではありませんのでルールもローカルで良いはずです。
私も日本サッカー協会公認指導者の端くれなので、その型にはまっている存在でもあります。
サッカーはスポーツであり文化、という一面、またサッカーは競技である、という一面があります。このバランスが重要であろうと思っています。
そんな視点からサッカーを眺めていると、アスリート能力やテクニック、というものは本人が望んで獲得するものであろう、と思います。これらを環境としてトレーニングすることは「サッカーは競技である」ということになります。
そうなると、学校生活がありながら、土日に競技を行うというハードスケジュールが見えてきます。スポーツであれば土日のサッカーは気晴らしであり、平日の学校生活が本業ということになります。
いつ息抜きするんだろう?という生活を何年続けるのか。
サッカーを分析して極限まで要素を減らすと攻守とも一つづつだけ残ります。
これを反復すれば、サッカーはスポーツであり、競技としても本人次第でチャレンジ出来る状態を作ることができます。
とても簡単な事を6年間繰り返すことができればとてつもなくサッカーは上手くなると思います。
そういうことです。