トレーニングでは反復機会を作っていきます。ではその反復機会は何に設定すれば良いでしょうか?
多くの人は比較からその答えを探します。
有名なもの、評価されていること、これらと比較して足りない部分と思われる事柄をトレーニングしていきます。でもこれは間違えかもしれません。
なぜなら、出来る人というのは何も考えず、当たり前に行動して出来ているからです。当たり前過ぎて、言語化が不可能です。ある人は腸内細菌に答えがあるかもしれません。当たり前にご飯を食べていれば優れている、ということなので自分で言語化することは難しいですね。
ドリブルが上手い人を見て比較してドリブルをトレーニングしても意味がありません。ドリブルが上手いのには必ず原因があります。それは一般的には劣勢となり得る身体的な特徴が起因している場合もありますので真似ることは不可能です。
ドリブルで相手を抜けない抜けないのは体が使えていないからです。
いろいろな課題はありますが、身体操作のみに絞って語れば骨盤に答えがあります。
ボールをばかり触っていても歩幅を変えることは出来ません。30cmと120cmのステップワークを織り交ぜれば当然相手は距離感をつかめなくなります。
どうすればその差ができるのか?それは骨盤が旋回しているからです。
だから、骨盤を動かす必要があります。その体験量を増やす必要があります。そうすればより大きく踏み出すこともできます。
守備者が足を伸ばしてきた時にその人より遠くに足が運べるのであればその瞬間にアドバンテージが生まれます。ボールを押し出したその足が伸びていけば相手はボールを触ることが出来ません。
骨盤を旋回させるためにどのような反復機会、トレーニングをしていますか?