交流のある宮前さんにお誘いいただき5年の招待大会に参加してきました。7分3ピリオード、5人制のミニゲーム大会です。結果は1勝2敗で3位でした。
一年生や二年生、初めて大会に参加する子などどうなるかな?と思いましたが、まあまあやれたと思います。
ティエラで求めているのは、サッカーの質、これは4局面の理解です。
その中において、コンセプトがそれぞれありますが特に”ボールを置く”ここについて結構細かく毎回指摘をしています。
何人かの子はよく出来ていたと思います。同じく何人かの子は出来ていませんでした。そのため、カウンターを受ける部分が多かったと思います。
4局面は習慣です。常にそのようにサッカーをやっていればどんな状況においても出来るはずです。しかし、我欲が出てくれば習慣は崩れます。高学年の子達は徐々にやりたいことを主張するようになってきました。そのため、4局面が崩れるシーンも増えてきます。
サッカーは4局面です。しかし子供達は個々に自分という存在を持っています。この両者のコミュニケーションが取れた時にバランスが整ってきます。その子が”サッカーをやる”という状態ですね。
指導者は常に4局面を提示し4局面を求めます。そして、子供達に自分に気付く、また磨く環境を設けます。
子供達はコミュケーションを取ります。
この少し大きな習慣によって子供達のサッカーは仕上がっていきます。
ここまで仕上がった子であれば、後々B級課題も落とし込めると思います。今は通過点です。獲得すべきことを獲得させるために体験量を増やしてあげることが重要です。
大会では、自分を押さえてしまった子に対して指導をしました。これは挫折をさせることです。その挫折を乗り越えた時、新たなものを獲得できます。成功体験です。
そしてその時、そんな子に対して共感し声を掛けてくれた子がいました。本当に成長したな、と思います。
その後は畑によって、ニンジン、じゃがいも、長ネギ、タマネギ、フキ、スナップエンドウ、など収穫体験をしました。スーパーで売っているものとは違い、農薬や肥料は極力使っていない野菜たちは、その香り、味、に驚きがあったようです。
五感を使い体験する事で脳に情報がぶつかります。その時に何らかの外部的干渉を受けると、その情報は限定的となります。しかし、干渉がなければその情報は振る舞いを変えていろいろな情報として分布されます。その脳を使いサッカーという形でその子の考え方をアウトプットするのがプレーです。
成長が楽しみですね!