自分が何をしたいのか?
これが無い、というのが今の子供達です。こういうやり方、というものを示すとそれを一生懸命やろうとします。しかし、求めるような形にはなりません。
こうすればこうなる、という答えの求め方は自分が相手より優れている時に通用する手段です。自分より相手の方が優れていれば”こうはならない”ということが起こります。
重要になってくるのは、自分が何をしたいのか?というような目的を持つことです。サッカーは四局面のサーキュレーションでその中でのプレーは都度異なります。その一つ一つに目的を持ってプレーし、さらにそれらに対して準備を行わなければなりません。上手くいかなければ片付けをする、もしくはなんとかする、という対応力も求めまれます。
ボールが来たら止めます。止めますが、何をしたいのですか?来たから止める、というのはリアクションです。そして相手が狙ってくるからターンをする、というのもリアクションです。
自分がアクションする目的は何でしょうか?
シュートを打ちたい!鋭い縦パスを入れたい!ボールを前進させたい!まあ目の前の相手を抜きたい!でもいいかもしれません。
この目的は四局面のコンセプトに近ければ近いほど良いです。攻撃という局面であれば、ゴールを取ることに直接的なシュートというのがわかりやすいですね。
“ボールを置く”その目的は何ですか?