B級のトピックの中で最も現象が起きづらく指導実践に苦労するのが、サイド攻撃、クロスの守備、でしょう。
サイド攻撃がなぜ起こるのか?このポイントを言語化し落とし込み、クロスへの流れを作ります。クロスはどのようなことを考えどのような質であげるべきか、この辺りも言語化し選手と同じピクチャーを見る必要があります。
それでやっとクロスが数本あがります。
そのクロスでの攻防は12分のセッションの中で数回です。守備テーマであればサイド攻撃が起こらない限りクロスの守備という現象が起きません。
これらを戦術的な決め事なくやっていくのでとても難しいですね。
さて、そんなクロスの攻防、全てが整うのはレベルが高い高校生くらいになってからです。それまでは技術的に難しいと思います。小学生や中学生でもキックの技術レベルが高ければできると思います。
それに満たない子供達は、どうすればサイド攻撃が起こるのか?そして、どのような質のクロスに対して、どこで?どのように合わせれば良いのか?この辺りを理解し反復練習できれば将来につながっていくと思います。
どうすればサイド攻撃が起こるのか?これについては普段の活動の中にヒントがあるので、どのような質?どこで?どのように合わせるのか?というポイントを整理していきました。
こうやれ!と言うのではなく、遊びとして夢中になりながら反復できるようオーガナイズを設定しトレーニングを計画します。
そうすると、ミニゲームで現象が起きて来ます。クロスから得点が多く生まれていましたね!