複雑な体験

大人がルールを作りドッジボールをやらせれば子供達はドッジボールをやるでしょう。そこで得られる体験は、ボールを投げる、逃げる、ボールを取る、声をかける、などなどドッジボールに関係したものがメインになっていきます。

そこから大人が外れたらどうなるでしょう？

子供達は喧嘩を始めます。そしてボール蹴ったり、新たなルールを設定してカオスな状況を生み出していきます。毎回なかなか見応えがあります。

これらの体験の中にはドッジボールというスポーツの体験のみならず日常的な体験が含まれていきます。

これによって何が起こるのか、それはドッジボールの日常化です。日常生活の中で起こっていることと、ドッジボールの中で起こっていること、これらがリンクしていきます。

そうなると逆に日常生活がドッジボールということもできるようになります。これはドッジボールに限った話ではありません。あらゆるものが大人が外れることでそうなっていきます。

最終的にどうなるのか？それは日常生活の質が上がり、日常生活を送るだけでドッジボールが上手くなる、という不思議な現象を生み出します。

しかし、これは何ら不思議ではなくどちらかというと自然です。人が何かをやっている、この視点からみると人自体が育てばなんでもできます。

ドッジボールをやりながら喧嘩をするし、ズルもするし、罵り合うし、暴力的にもなるし、笑うし、脱線するし、とても自然です。

これは数学的にはy=xという関数で表されます。

ゆえに

ドッジボール＝サッカー

ということですね！