今ドリブル塾的なものが流行っている?かもしれません。あのようにボールを動かすようなドリブルは今の40代の元プロ選手達が得意としていたものでもあります。世界に目を向けるとペレなどまで遡ります。
それを見て身につけた人が今教えています。それが現在、子供達に流行っているそれです。20年以上前のものです。流行はサッカーに限らず20年ほど遅れて大衆化していきます。今まさにそれが起きています。
20年前も前のものなので現在では守備テクニックとして対策されています。今回はそんな守備テクニックとポイントをトレーニングした訳です。
そうなると今度は攻撃が進化します。
今、世界で通用しているのは”反発ステップ”でしょう。ではこれが席巻するきっかけを作ったのは?これはメッシ選手でしょうね。これは現在10年目と言った感じです。さらに10年後に大衆化していくと思います。メッシ選手のようにステップ全てが反発ステップとなっているならば左右に対してとんでもないスピードで移動して続けいることでしょう。久保建英選手がかなり近い動きをしています。
このスピードに対して世界でもまだまだ苦慮している状態です。これもその内、対応していくと思います。
さて、この時点で次の次元にいってしまっている選手もいます。代名詞はムバッペ選手でしょう。
これは反発ステップのさらに先のレベルまで到達しています。反発ステップよりもっと速い訳です。
トップトップは反発ステップのさらに先に到達している、これが世界のレベルだと思います。日本は20年前のドリブルが今流行っていますのでかなり遅れていると思います。
ボールを触る足から軸足、そして空中まで身体操作の範囲は広がっています。これらを可能にするためにはまず身体操作を身につける必要があります。これは自然に身につくものではありません。
出来ない人は一生そのことに気付くこともなく終わります。何かテクニックを、ではなくボールをたくさん触って遊んでいることが重要です。適切な身体操作をした時にボールがついてくればOKでしょう。
今勝つためだけならお金を払ってテクニック買うことができますが、将来勝つとなると20年前のものを買っている訳ですから不可能ですよね?まだ売っていないもの、大衆化されていないもの、これを自分の感覚で求めて自分で高めることができる人だけが将来勝ちます。
私は子供達を観察し身につけられそうだ、と思った時だけパーソナルレッスンを行います。出来ない状態でみんなでやっても時間の無駄です。それならば出来る可能性を広げる時間に当てた方が現実的ですね。
大衆化は20年遅れですから勝てますよ?