ティエラは FIFAもJFAも関係なく子供達が種となるサッカーをやってもらっています。だから何も教えることはありません。
しかし、将来サッカー選手になりたい!と思った時に困ってしまわないようにJFAのサッカー、これはジャパンズウェイにまとめてますが、そのサッカーに必要となることは遊びの中に溶かしてあります。
いずれにしても重要となるのは、選手がサッカーを愛し、選手がサッカーに愛されることです。
この意味がわからないとなかなか良い選手になることはできないと思います。
サッカーとはルールです。そのルールの中でJFAがやりたいことはジャパンズウェイにまとめてあります。または、指導者講習会でレクチャーがあります。これらルールや規則、原則などがサッカーの輪郭を成していきます。
そのサッカーに愛される人とはどのような人でしょうか?
考えれば分かることですが、デカく、強く、速く、スタミナがあり、テクニックがある、そのようなパーフェクトな人を求めています。でも、そんな人はなかなかいませんね。
必ず人には短所もあります。その短所をどのように長所に帰るのか?これは本人にしか答えを出すことはできません。本人はどのように答えにたどり着くのか?これは遊びの中でヒントを得ることになります。他人から何かを教えてもらっても意味がありません。なぜなら、教える側に同じ短所がないからです。
まずは好きにボールを蹴っていれば良いと思います。サッカーを愛することです。
学校の教室で熱心にサッカーの楽しさを語っている子供がどれくらいいるのでしょう?月曜日から週末までサッカー漬けであっても学校の友達にサッカーの素晴らしさを語っている子はあまりいないのではないでしょうか?
このような子はサッカーを知りません。他人から言われたことをやっているだけで自分でやっていないので語る内容を持っていません。本当に残念です。
「こうなってこうなってね、結局こんなことになったんだよー」なんてサッカー知らない子に話す子がどれくらいいるのでしょう?
ティエラの子はよく喋ると思います。