野菜を収穫する、となるとどのような作業を連想しますか?
土から大根を抜く、茄子を切り離す、そんな作業でしょうか。これらは全て結果です。
サッカーに置き換えるなら、リフティングもその一つでしょう。大根を抜くことはリフティングをすることと同じです。
リフティングが出来なかったらどうしますか?
おそらく習うと思います。
では大根がならなかったらどうしますか?スーパーで買いますか?
今子供達に起きている課題はまさにこれです。
大根がならなかったら、土壌に課題があるかもしれません。また、日照や水の影響、虫や動物が干渉している、または微生物が、、、と多くの原因が思い浮かびます。
原因はその場によっても変わるので突き詰める必要があります。
保肥力に課題があるなら、有機物を土壌に混ぜでそれを改善する必要があります。
このようにアプローチして大根がなる環境を作っていきます。
リフティングも同じです。出来ないのであれば、何らか課題があります。その課題を解決することなく形だけ求めれば似たような形は出来るかもしれません。しかし、それは形であって使われる筋力や腱、身体操作、力学的な力の流れなど多くの目に見えない要素に違いがあります。
さて本当に習ってリフティングが上手くなるでしょうか?これは錯覚です。そんな時間があるのなら腹筋をやっていたほうが将来に役立ちます。
これを理解するためには体験量が必要です。
畑での活動は、自分に向き合うこと、努力すること、継続すること、多くのことが学べます。もっといろいろな知識を掛け合わせれば株式投資の概念を導き出したり多くのヒントもアナロジーとして見えてきます。
体験と知識は不可欠です。