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イレギュラーで得る身体操作の体験

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この写真にあるような身体操作をトレーニングすることはできるでしょうか?これは無理ですね。

これは鬼ごっこの中でたまたま生まれた身体操作です。

体全体を弓のようにしならせ、股関節をたたみ、肩甲骨は左右で別の動きを見せています。その中でも重心を取り頭の位置などで転倒しないようなバランスを実現しています。

この時、骨、腱、筋肉は力むことなく自然に動きとても良い動作が生まれています。

しかし、再現性はありませんのでこの動作が上手くなることはありません。この動作を体が体験し脳がそれを情報として受け取ったということが起こります。

似たようなシーンが出た時に同じような動作が生まれれば、脳は「またかい!」と感じるようになると思います。鬼ごっこを繰り返すことでシナプスが形成され身体操作を獲得できると思います。思います、としているのは特にエビデンスを示しているわけではないからです。見ていれば分かりますがそうなってます。

そしてこれらの身体操作、脳内のシナプスの形成は人によって異なります。同じ身体操作を形で教えることは不可能です。鬼ごっこ、というようなルールを与え体験を繰り返すことで個々に獲得するものです。

例えば、パワーポジションなんで言葉があります。これを形として「こうだ!」と示す人もいます。以前は元日本代表の選手が子供達に対するイベントで「こうだ!」と示していたことがありました。元日本代表が見せるというレクという視点で捉えれば成立しますが、本当に身体操作を教えるとなると間違っています。

形がそうである、ということではなく”何を持ってパワーポジションであるのか?”これを示す必要があります。定義です。

形は一つの結果なので、その元選手以外当てはまりません。

このように身体操作を教えることはとても難しいです。自然な動きの中でシナプスの形成を繰り返して自分が理解していく、という準備がなければまず無理です。

パワーポジションは、守備の姿勢であり、ボール蹴る時に軸足であり、ドリブルの姿勢であり、着地のフォームであり、とあらゆる場面で活用される体にとって効率的に力を生み出すことが出来る姿勢です。

では、パワーポジションとは?何を教えますか?

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