トレーニング後は都合がつけば畑で活動します。
今回も台を作りマルチを敷きました。植えるのは持ち帰って育ててもらった玉ねぎの苗です。
この苗は種を蒔き、自宅に持ち帰ってもらい芽を出したものです。自分たちで全てを体験しています。
収穫して食べる玉ねぎは、その人にとって価値があります。
このような体験を繰り返すことで、需要と供給による評価と価値の違いを学んでもらえればと思います。
ドリブルが上手くなりたいからドリブルを習う。これは需要と供給が合致した評価によって得られるものです。
しかし、価値があるのか?というとある視点によっては価値がないかもしれません。
ドリブルが上手くないのは、本人の筋力がないから、体の使い方を知らないから、根気強さがないから、など無いものが原因です。
これらを身につけることが出来れば他のことに応用が効くでしょう。しかし、ドリブルというテクニックを無い状態で身につけてもそれは単なるドリブルです。他のことには使えません。
それであるなら、自宅で筋トレをしたり、階段を足がプルプルするまでダッシュしていたほうがドリブルは上手くなると思います。こちらの方が価値がありますが、苦しいことに需要はありません。
本当にサッカーで活躍したいのであれば、価値があるトレーニングをするべきです。
これにより”闘う”ということも理解することができます。このように畑の体験を通して価値を理解して人生における選択に変化が生まれると良いと思います。
人に対する需要はAIの進化とともになくなくなると思います。人の需要はAIが答えるでしょう。
だから、人は需要ではなく価値を求めることになっていきます。それしか無いので必然的にそうなるでしょう。
何をやるのか?ではなく誰がやるのか?が重要になります。
今も多くの人はメジャーリーグを見るのではなく大谷翔平さんを見ていると思います。価値がありますね!