ボールを投げることが上手くなるとサッカーのドリブルやキックも上手くなります。そしてボールをキャッチすることが上手くなるとトラップが上手くなります。
これは体の使い方を知っているからです。
ドッジボールとサッカーでは体の使う場所が異なります。しかし、やっていることは同じです。
そして足より手の方が使いやすいので手の方が別のことを獲得しやすくなります。
投げる時には、まず体のバランスを崩します。これにより位置エネルギーが発生します。その際外力を使い加速させます。胸や腰を使い旋回することでその外力を増幅させながら腕へ伝達していきます。腕は脱力してキネマティックリンクを起こし力をさらに増幅させます。最後に慣性の法則を使い力を集中させボールを投げます。
これはサッカーのキックと同じです。
そしてこの部分的なところはドリブルに活用されます。
キャッチはこれの逆の動作が生まれます。それはトラップと同じですね。
このように手で行う動作と足で行う動作は同じです。問題はここからです。
これを同じとして捉えることができるか?は頭によります。
y=xという関数を理解している。もしくはアナロジーを理解している必要があります。
一見して違うものを同じとして捉えることが出来なければせっかくに見つけても活用することが出来ません。
これには主体的ないろいろな体験が求められます。