キックはどのようにするのでしょうか?
ボールを蹴飛ばす、これはどのような力学的な根拠によって実現されているのでしょうか?
ボールを蹴るためにはたくさんの要素が関わっています。
助走を取れば慣性の法則が働いていることが分かります。足を振るためには位置エネルギーも関係してきます。高い位置から足を落下させる、そして足は胴体と繋がっているため、振り子のように動きます。また、足には関節がありますのでキネマティックリンクも起こります。地面から得た力はテコの原理を使い増幅されています。また体の浮き上がりを抑制して力をボールに伝えた方が飛びそうですね。
というように適当に蹴ってもこれらに再現性を持たすことはできません。
飛べば良い、という結果のみの話であれば四頭筋と腹筋を鍛え上げれば飛ぶとは思います。しかし、これは頭を使っていない筋肉だけで得た結果なので他人の関心は得られないと思います。
やはり、ベッカムのような綺麗なフォームから生まれるキックをみたいですね。
今回は、多くの要素から一部を切り取りトレーニングしました。位置エネルギーとキネマティックリンク、トグル機構です。足に力はいりません。足の重さで落下させてその落下エネルギーを使いボールを蹴ります。ここにいろいろな力学的な要素、身体操作を足していけば良いキックに仕上がります。
その配分は個人によりますので、面白いキックが生まれるでしょう。子供達がどんなキックを生み出すのか?楽しみです。