キックは非常に難しい動作です。
ボールを蹴ろうとすると上半身が潰れてしまう子がとても多くいます。大人にも多いです。
これは足が着けていないことに原因があります。
立っている以上、足は着いています。しかし、足が着けていないのです。
言葉としては、地面を踏む、地面を掴む、などで表せます。
マサイ族に関連するところでは「キャッチザグランド」と言います。これがどのような感覚なのか?これは出来る人以外伝えることができない感覚的なものです。
簡単な表現としては、足の裏に圧力、荷重を感じる状態です。足を着いて立っていても足の裏にが地面に埋まっていくような感覚を得ていないのであれば荷重は上手く分散しているのでしょう。
立った時に足の裏に圧力を感じないのは体が自然に力を分散させているからです。しかし、運動をする上ではこれが不利に働きます。優れた体の機能によって運動に不利益をもたらせています。
片足を上げて立つと少しバランスを取るのが難しいと思います。その状態で目を瞑ると?体勢が崩れて上げてた足が着いてしまうかもしれません。この時、足の裏にはどのような荷重を感じるでしょう?
グッと踏み込んでいる感覚が得られると思います。
これが運動に必要な足を着く感覚です。
ここで感じた荷重、圧力をボールに伝える、ボールに伝えるまでの経路、増幅過程が動作ということになります。
だから、キックをする上で足の裏に荷重を感じないことは致命的な障壁なります。まずは地面反力を感じてそれを作用点に流すことを理解する必要があります。力任せの出鱈目なキックでは怪我をします。