少し前にあるお年寄りに教えてもらったことがあります。その方は足が不自由というわけではないのですが歩行が難しくなっていました。でも、毎朝階段を降りてゴミ出しに行ってました。
「なぜエレベーターを使わないのか?」
この問いにお年寄りは教えてくれました。
「昨日できていたことを確認しています」
これを聞いた時にとても大きな学びがありました。歳を取ると昨日までの当たり前は失っているそうです。だから、毎日同じことを繰り返して確認している。
ここでの学びは、”感謝すること”でした。
普段何気なくやっていることは健康であるがために実現されています。そして何不自由なく生活できることは周りの方の支えがあるからに他なりません。
利己的に何かをするのではなく利他的に何かをする、それは誰かの当たり前を支えることにも繋がり、なにより自分自身を支えてもらうことにも繋がります。
人には何かを得たい、という欲望があります。
その欲望に応えるのではなく、当たり前の環境を提供してあげることの方が子供達にとって重要な体験になると思います。
だから、サッカーが上手くなりたい!という欲望に応えるのではなく、気がついたらサッカー上手くなっている、という環境を作ってあげることが大人にできることになると思います。子供は欲望のまま生きていれば良いですね。大人がそれに同調する必要はありません。
子供達はドンジャンケンを20分間続けていました。楽しく遊ぶ、元気に走り回る、子供の当たり前を今日も確認してもらいます。